春日井の個人指導型学習塾【堀塾】

オンライン授業は結構大変なことが分かった。

2020年05月12日 火曜日

新型コロナウイルスの影響で休塾となりもう１か月が経った。

子供たちの勉強が遅れないようにオンライン授業を開始した。

一人３０分という時間の中で小学生は算数と国語、中学生は英語と数学の新学年の教科書を読み進めていく。

自宅に居ながらマウスを操作するだけで生徒とつながり教えることができるのはなかなか新鮮で気分も良かった。

もっと歳をとってから離れたところにいる生徒たちと楽しくお話ができるなんてこりゃ楽だなあと思った。

まさに次世代の教育システム！

しかし１週間もすると気持ちが変わってきた。

１対１のオンラインなのでとても忙しい。

顔だけが見えていても子供のくわしい様子が分からないので、何を書いているのか教科書のどこを見ているのか伝わらず、だんだん不安や焦りが出てくる。

目の前にいればこうするのになあという思いで気持ちが重くなっている自分が情けない。

最初のころのワクワクな新鮮さが消え失せて今は対面授業の良さを思い知らされている。

会えば会ったでいろいろ気をもむけれども、やはり目の前の子供と対話したり空気を読んだりすることは大切だなあと実感する。今回、非常事態の中で貴重な体験をしたことは確かだ。そこから何でもない繰り返しの日常をもっと大事に過ごしていくべきだという発見ができた。みんなと元気で再会するのが楽しみだ。